ふつう、身体が露出しているのは顔と手です。
なぜかというと、「自分」と「自分以外のもの」とのあいだで、デリケートで、しかも確実なやりとりをする必要がある──その場所が顔と手だから。
顔で言えば、見たり、聞いたり、嗅いだり、食べたり、あるいは喋ったり、表情を示したり。
手は、何かの作業をしたり、あるいは何かを自分のものにしたり。
それがスムースにいっているときはいいのですが、そうでないとき、本来流れるべきエネルギーが行き場所を失って、途中でつっかえてしまいます。
顔は表情をつくるので、ダイレクトに感情と関係します。
手も感情と関係するのですが、「何かに働きかける」「何かをつくる」「何かを具現化する」「何かを受け取る」「不快な物事を取り除く」「攻撃する」「防御する」「人と触れ合う」……そのようなことについて何かスムースでないことがあったとき、手に未消化のエネルギーが残るのです。
とくに関節まわりです。
物理的なマッサージもそうですが、関節まわりは筋が入り組んで、神経や体液の流れがひっかかりやすいのです。
エネルギーが滞ると、あたらしいエネルギーが流れづらくなる。
そうすると、「何かに働きかける」「何かをつくる」「何かを具現化する」「何かを得る」「不快な物事を取り除く」「攻撃する」「防御する」「人と触れ合う」……といったことがスムースでなくなる。
そして、さらにまたエネルギーが滞る、ということが繰り返されがちです。
うまく言えないんだけど生活にちょっとした違和感を感じるというとき、もしかしたらご自分の手のなかで、そのようなことが起こっているかもしれません。
アロマハンドセラピーを施すことによって、そんなあなたの手にやさしくアプローチをして、スムースな気分で生活を取り戻すお手伝いをします。